太陽光発電2019年問題でアウトランダーPHEVとV2Hが売れるワケ

アウトランダーPHEV、プリウスPHV、リーフなどのプラグイン自動車に関心がある方ならオール電化や太陽光パネル発電にも関心があるはず、と勝手に思い込んでおります。

太陽光発電を取り入れた方かつ発電量が10kw未満の方、いよいよ2019年問題が近づいてきましたね。
最近、電気工事業者の会社を訪ねた時、事務所に置いてあったPVeyeという情報誌を見て「お~っ、そういえばそんな問題あったな~!」と思い出した次第です。

2019年問題とは

2019年問題とは、住宅に設置した太陽光パネルで発電した電力のうち、消費されずに余った電気を電力会社に売電できるが、その保証期間が10年であり、2019年がその10年目にあたるのです。
2009年から10年間48円/kw保証で余剰電気の売電ができたけど、11年目はどうなるかはまだ何も決まっていません。

ローン組まれた方は、この時点では残債があるのではないでしょうか?

2018年度の10kw未満の売電単価は24円なので、それ以下の売電となるのか?
電力会社が買い取ってくれなくなるかもしれない・・・とも言われているからこわいですよね?

どうすればいいか4つの選択肢がある

1.売電契約を結び直し、太陽光発電の電力を自家消費しながら余剰電力を売る。
2.太陽光発電の電力を自家消費するが、売電契約を結ばず、余剰電力を売らない(余剰電力は送電網に流してもらうが、事実上捨てる)。
3.蓄電池などを設置して太陽光発電の電力を自家消費しながら余剰電力もためて使う。
4.発電設備を取り外し、自家消費もせず売電もしない。

(PVeyeより参考)

初期投資が回収できているかどうかで選択も違ってくるでしょう。
困っている人に、新しい買取りサービス(会社)が生まれるかもしれません。

プラグイン自動車を買えばいいのでは?

しかし、ここでプラグイン自動車(EV,PHEV、PHV)が売れてくるのでは?とおじちゃんは思うわけです。

そのためにはV2Hシステムも合わせて購入する必要があります。
太陽光で発電した電力を、おじちゃんの場合アウトランダーPHEVやプリウスPHVの充電に使えるわけです。
もちろん、非常時にはV2Hを介せば車が蓄電池となり、家の電気をまかなえます。

おじちゃんはモーターで走るのが好きだから、割高でも昼間に追加充電するケースが多々あります。
そんな時に、太陽光で発電した電力をプラグイン自動車の充電で自家消費すればいいのです。

・・・と言いながら、おじちゃん家には太陽光パネルは付いていません。
( ̄□ ̄;)!!

もちろん、見積もりは取ったことあります。
はじめはオール電化したとき(この時の売電単価は42円)、勝手に業者が売り込みに来た時(この頃は37円)、合わせて2回算出してもらっています。門前払いは10回ほど。

セールスに来る業者は大抵はめちゃくちゃ遠い場所から来ている。絶対、日々のメンテナンスで良い付き合いは望めない感じがしたし、会社がつぶれてても分からない。多少高くても地元が安心だよね?

で、我が家の発電シミュレーションで一番出力が大きかった仕様でも5.12kw。工事費用は2,989,000円也。
年間発電量は5,905kwh、余剰電力売電分(月間)hは372kwhで13,764円/月。
15年ローンだ。
業者のシミュレーションは30年後まで計算されていた。10年間しか保証がないのに。いかにも「後先は知ら~ん」的な騙そう的なニオイがしたものだ。

しかもローンが終わる15年までにパワーコンディショナーを交換しないと突然死するらしい。15万円ほどする。故障したら家の電気自体が使えなくなる。なのに、同県の一番遠いエリアから売り込みに来るから困ったものである。
「会社が遠いですが、パワコンが壊れたら最短でどれぐらいで復旧可能ですか?」と聞いたら、明確な回答はなかった。

おじちゃん「太陽光パネル固定で屋根に穴開けてシリコンコーキングするみたいですが、雨漏りしませんか?」
業者「シリコン大丈夫ですよ!」

いや、会社で設備関係にシリコンコーキング使うことはあるが、暑い寒い屋根の上という使用環境でヒケて剥がれ、隙間ができるような気がしてならない。施工する人がアルバイトの兄ちゃんだったら?とか、不安に思うとキリがない。

ようやく太陽光工事のローンが終わり、売電ができてる期間がユーザーにとってプラス収支期間なのだろうけど、そもそも10年後が不透明ですよ?。その後は寿命や出力ダウン等の老朽化で、太陽光パネル自体の買い替えも必要かもしれない。一度付けたら止めれない、太陽光ローンから抜け出せない気がした。

太陽光パネルを付けたら、実は潤うのは業者なんだろうなと思ったものだ。そうじゃなきゃ、わざわざ車で2~3時間かけて遠くからやって来ないわな?

でも、10kw以上の方はいろいろ違う。まず発電したすべての電気を売ることができる。自宅で使う電気は中部電気から安く買えるわけです。かつ、10kw以上は20年間売電単価保証がある。

10kw未満の売電は余剰分だけで、中電から買う方が安いのに、高く売れる発電電力を使うから損した気分がする。
10kw以上は立派な投資、10kw未満は地球のためにお金使ってエコしてる感じ。それで原発がなくなるという確約があれば参加しますが。

まあ、こんなことから太陽光は断念し、玄関に「太陽光セールスお断り」を貼らせてもらったわけである。

EVにシフトしつつあるから、2019年からリーフアウトランダーPHEVが売れるかもね?

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク