アウトランダーPHEVを購入するときに、迷うオプションといえば、これではないでしょうか?
それは・・・
電気温水式ヒーター!!
冬場に事前に車内をリモートコントロールで温めたい方は迷わず付けましょう。
108,000円のオプションですけどね。メーカーオプションなんで、ディーラーで後付けはできません(笑)
そうでない方は、参考までに読んでいただけると少しだけ役に立つかもしれません。
電気自動車のネックといえば航続距離ですが、なかでもヒーターを使うと目に見えてバッテリー残量が減っていくという口コミが多いです。
実際、私が電気自動車に惚れるキッカケとなったアイミーブに乗っていた中部電力の方も、冬場はひざ掛けシートを使ってヒーターOFFにして航続距離を稼いでいると聞きましたから。
まあ、私の場合は暑がりなので寒さ対策には重点をおきませんが、家族が寒がりなので軽視できません。
実家の母を乗せるのに寒いのも困りますし、あと自分も50代になったせいか寒さに弱くなってきました。
結論:寒さ対策を、どげんかせんとイカン!
誤解を招かないようにしないといけませんが、電気温水式ヒーターがなくてもアウトランダーPHEVは、ちゃんと温かくなりますので安心を。
ただ、ご存知の方も多いと思いますが、これをつけないとヒーターONしたら、すかさずエンジンがかかるんですよね。
せっかくバッテリー残量があり、モーターで走れるというのにヒーターのせいだけでエンジンがかかるのが許せない・・・そういうコメントが非常に多いわけです。
イメージすると、たやすく想像つきます。
10年間乗ったら、毎冬それで後悔するかもと?
だから、私も当初は「必需品オプション扱い」してましたね。
見積には入れてもらってましたよ。108,000円もするわけだけどね。
でも、申込み間近のころには考え方が変わってきましたよ。
みんカラ見てると、けっこう皆さん、電気ストーブ(セラミックヒーター)を使ってるんですよね。
実場面で考えてみた。
わたしは寒いのはそこそこ耐えれる。
娘を冬の朝、駅に送る短い時間で電気温水式ヒーター内蔵の油か水か分からないけど、その某体が温まって初めて温風が出るはずだから、いいとこ、駅までの半分ぐらい走ったところで温風が出てき始めるぐらいじゃないのか?
ガソリン車のヒーターだと、そんな感じだった。
それに、電気温水式ヒーターが温まるまでは、エンジンがかかるのでは(推測です)?
外気温が低いとエンジンがかかるとも、口コミで書いてあったし。
私も、運転席や助手席の下に収まる、小形の電気ストーブをAC100VスイッチでON・OFFした方がいいのではと思ったんです。
そんなこんなで、ネットやヤ○ダ電機で物色して、テストも兼ねて買いました。
いいですよ。温かい風が瞬間で出てくるので、すぐ温まるし、運転席は熱くしたくない場合は、そっちのストーブだけOFFにしておけばいいんだからね。
わたしが購入したストーブは3種類です。
なぜ同じモノを3つ買わないのか?
それは、実験したかったからという理由もありますが、座る人によって得たい温かさが違うからと考えたからです。
つまり、選ぶ要素は4つあります。
価格・ワット数・強弱スイッチ・デザイン(サイズ・カラー含む)
セラミックヒーターの安全対策である「倒れると切れるスイッチ」、飛び出た棒や内蔵した玉をキャンセルする必要があります。
これは、当て板を併用してテープで止めたりしておけば大丈夫。
セラミックヒーター側のスイッチは、普段は運転席だけONにしておき、娘が乗る助手席は娘に入り切りしてもらいます。
後部座席は嫁さんが乗った時だけON。これも後部座席に乗った人にON/OFFしてもらいます。
私の工夫は助手席のセラミックヒーターと運転席では固定方法を変えてるところ。
運転席では運転の邪魔にならないように小形のものをシート下に配置。
ワット数を小さいものにすれば、静かですし、程よくぬくもるぐらいです。
ただし、寒い時には物足りなくなります。
助手席のものはワット数切り替え付で、ON/OFFがしやすいようにするのと、足先が温まるようにシート下ではなく、シート中央らへんの右側に立たせています。
なので、視界に入るのでデザインとカラー(色:ブラック)にも気を使わないといけません。
冬が過ぎたら「セラミックヒーターが少しじゃまだよ」って言われるようになりますが、この5月でも時々はセラミックヒーターを入れて~と言われますから、まあ、1年じゅう置いておくつもりです(笑)。
私が現在使っているセラミックヒーターや設置方法を紹介しておきます。
■運転席
テスト品1
TEKNOS TS-300
モバイルセラミックヒーター ホワイト
サイズ:約幅11×奥行10×高さ14.8cm
消費電力:300W
スイッチはON・OFFのみ、転倒OFFスイッチ:ボッチ式
¥2,000前後
ワンポイントレビュー
300Wなので、ゆっくり、ぬくぬくと暖まっていき、ずっと付けていても足元が熱くはならない、静かタイプ。
テスト品2(現在)
わがんせ コンパクトPTCセラミックヒーター WGCH133-WH
サイズ:幅11.7×奥行10×高さ18.5cm
消費電力:600W
スイッチはON・OFFのみ、転倒OFFスイッチ:ボッチ式
¥2,000ぐらい(現品限りの特価で購入)ネット参考価格:¥3,500~4900程度
ワンポイントレビュー
300wのTS-300では「すぐ暖まりてぇ!さぶ~~い」時には「待ち」が必要だった。
小型600Wの特価品を見つけたので、思わず買い増し。
すぐ暖かくなる。すぐ暖めて熱く感じたら都度電源を切る使い方にあっています。
TS-300と比べてやや音が目立つが、気にしなくても良いと思えるレベル。
温風吹き出し口のアミ部分が金属製で熱を持つのが気になる。
例えば10分ぐらい付けた後で手で触るとアチッとなる。
運転席だけOFFにしたいとき、ストーブ本体スイッチを運転席から手を伸ばして探る時には注意が必要タイプ。
サイズが小さいので、クリアランスが取れて車を溶かすような心配はないです。
↓クリアランスの状態
あと、かかとが熱くなります。
TS-300では物足りない時がある、600Wのわがんせでは強すぎる。
なので、400Wを出してください、テクノスさん。
■助手席用・後部座席用
ツインバード FH-D142B
サイズ:幅20×奥行9.5×高さ17.5cm
消費電力:高:600W、低:400W
転倒OFFスイッチ:内蔵式、オートOFFタイマー:約2時間
¥3,000~4,000弱ぐらい
ワンポイントレビュー
最大のメリットはヒーターが400Wと600Wの切り替えができること。
あと、視界に入っても苦にならないデザイン(個人的に)。
運転席のようなシート下設置は、電気ストーブを寝かせる必要があるが、助手席と後部座席については立てたまま使っている。
なので、内蔵転倒OFFはキャンセルしていない。
■電気ストーブの設置方法
・運転席も助手席も100均本立てを加工して使っている。
1個で2個分のステーが作れるので、運転席と助手席にはこれで設置した。
L字型にカットし、電源コード用の切り欠きを作り、つや消し黒に塗装し、ストーブ背面にホットメルトと強力両面テープの併用で固定。
この時に、マットの厚みを考慮して取り付ければ、車への脱着はいつでも可能です。
マット下に挟むように置くので、非常にスッキリと取付でき、微動だにしません。
■3個いっぺんにヒーターを入れる時の注意
最大:運転席600+助手席600+後部600=1800w 100Vなので18A(アンペア)使用となり仕様の15Aを超えるのでNG。
使用電流が15Aを超えた時、どうなるんだろ?過負荷で垂下するだけなのか?ブレーカーなさそうだし・・・。
取説読んだら、給電が停止したりする、作動音が鳴ると書いてありました。最悪ヒューズが切れるのかな??
ストーブ最大ワット数で3個使用したケースは今のところ無いです。
雪降りの日なんかは、潔くエンジンで温めてます。その方が効率いいし、どのみちガソリンも使わないと3ヶ月に一度の15L入れなさい命令が来ますしね(笑)。
余ったセラミックヒーター1個(買い過ぎたか?笑)