結局、ブロワー静音化対策として選んだのは、ブロワー付属品のバッグを流用する方法です。
ブラックデッカーのブロワーをカバンに入れてチャックを閉じてスイッチを入れるだけで音の違いが分かるんですが、要はファンだけでなく筒部分も覆うことが効果的なのでは?と思います。
吸音材にも力を入れてみることにした。どのみち量が足りなかったしカバンの大きさに見合う長さにしないといけない。
選んだのはホワイトキューオンという吸音材。デモ動画とかも見て効果を確認。
買ったのは板状じゃないロール状のタイプ。
吸音効果だけで選ぶなら板状の方が密度が高くて効果が高いらしい。
板状でも曲がるみたいだけど、迷った末、ロール状のホワイトキューオンにしてみた。
バックの加工で必要な項目は…
1.バッテリーパックを着脱しやすいように外に出すため切り欠く
2.ノズル用の切り欠き
3.吸気ファン用の切り欠き
1のバッテリー着脱はチャックを開けて手を突っ込んでやればいいことにした。
2のノズルの切り欠きは、カバンをハサミでサクッと切る。
3の吸気ファン部分には、まず塩ビパイプをカットしシリコンシーラントで接着。カバンを切り欠き外に筒を出すのを試した。
こうして出来たのが先程の画像なんです。
でもコレ、家の中で試しに動かしたら、突き出た吸気ファン部分がかなりうるさいことがわかった。
吸気ファンのところは吸うだけじゃなくて、音も出す源だからタチが悪いようです。
塩ビ管はやめて、吸音材を下のイラストのように切り貼りしてファンのところに付けてみた。
実際には、こんな感じです。
しょぼい・・・↓
さて、久しぶりに雨が降らないみたいなので、実際に洗車して吸音効果の確認です。
【動画】ノーマルの音
撮ってません。めんど臭くて。
【動画】カバン+吸音材
ホワイトキューオンの効果は?
↓
静音化したブロワーで水滴を飛ばす
http://www.youtube.com/watch?v=2y4RJjlepjU
撮るのを意識してノズルの当て方がヘタです。
あと、車のナンバーが写ったとこをカットしてるので、中途半端な出だしとなってます。申し訳ないです^^
これなら安心して早朝から使えそうなので、合格です。
そう、「音 」的には合格です!
動画見たら伝わると思うけど、水滴がバシバシ吹き飛んでいかない。
カバンのチャックを開けて、吸音材もめくって吸気の妨げを減らしてやったら、威力は上がるけど、思い描いていた吹き飛ばしではなかったのが正直なところ。
結局、水滴を追っかけるだけ!みたいな感じとでも言うのでしょうか?
ブロワーしながら片手で拭き取ると言う意見がありましたが、結局、最終的には拭き取りは必要。
やはり、ブロワーを使う以上は音は気にしちゃダメ?
音を気にすると風力がダウンする!
水滴が残りやすい、リヤゲート下とバンパーの間や、リヤランプとボディーの隙間とか、フロントグリルとか、ドアとサイドシルの隙間とかに対しては、そこそこイイ感じ。
でも、吸水性の高い拭き取りグッズを極めたほうがいいのではないか?という気持ちになった。
昔から使ってるプラスセームより、もっといいものないか探してみよう^ ^
ペーパータオルを隙間とかにポンポン当てがったり(擦っちゃだめよ)、隙間に詰めるとかしたほうが良いかもですね。
スリーボンドのペーパータオルなんかは、柔らかいし吸水も早いし、保水性も高いし、絞れば何回かは使えるしな。
日を空けると硬くなるから、洗車拭き取り作業が終わったら、足回りの汚いところを拭いて捨てればいいし。
■私的に結論
1.ブロワーを買うとき、風力の強さで選ぶなら、音も大きいと心得よ。
2.吸音材で四苦八苦するくらいなら、風圧を変えるスイッチ付きの物を買い、裸の状態で弱?中の強さで使うのと結果はイコールかもしれない。
3.ブロワーを使うなら、ビビらず全開でいけ!
■考察
まだ、吸気ファンのあたりは、今後も工夫をして、騒音と風圧の頃合いのいいバランスを探ろうと思う。
ノズル先端を絞ると、どうなるか?とかですね。
今回の実験結果が、誰かの何らかのお役に立てれば幸いです!