2018.05.12(土)シフトインジケーター取付け
JA44スーパーカブ110 に汎用シフトインジケーターを取付け、シフトポジションがわかるようにしました。
付けた理由2点
・発進時にポジション確認したい
・無い5速に入れようとしない
ネットで検索すると、プロテック製か汎用品のどちらかを選択することが多いようです。
シフトポジション信号はJA44でも出ていますので、そこを利用して汎用インジケータ設置や、もっとマニアックに改造する猛者もみえます。
汎用かプロテック製か?
シフトポジションさえ分かればいいんです。
プロテック製は照度センサが付いているのが魅力ですが、シフトタイミング情報は不要、フロントフォークにステーをインシュロックで留めるのは嫌だったので汎用品に決めました。
汎用インジケータを使えば安くできます。
メカいじりが得意じゃない私でも、ハーネスの事前準備とカブ取付けとで合わせて1日程度で出来ちゃいましたからオススメですよ!
複数のネット情報を拝見させていただいたからこそ出来た作業です。先人の皆様ありがとうございます(≧▽≦)
購入したものは以下の3点。
汎用 シフトインジケーター 【ADVANTAGE】 ATV バイク
4P090型HM(ナチュラル)【防水】オス端子側カプラキットM090WP-HM/MT/4P090WPK-HM-M
グロメット(品番:KGE-9A)内径:9mm、外径:15mm、穴あけ径:12mm
※ハーネス延長するだけなので、これだけで足りちゃいます。9極カプラとか不要です。
オス端子側カプラキットに端子が付属してるので、そのうちの1個を使うだけ。
■手元にあった材料と工具
・0.75sq赤黒電線
・熱収縮チューブ
・インシュロックと固定ベース
・マークチューブ
・絶縁テープ
・強力両面テープ
・ラジオペンチ
・端子剥き工具
・圧着工具
・ハンダ付け工具
・プラスドライバー
・スパイラルチューブ
・12Vスイッチング電源
・12Vバッテリー
・テスター
ハーネスの事前準備
まずは下準備。
シフトインジケータに通電し、動作確認をします。
カブの電源用コネクタを使う方法もありますが、手元に12V電源があれば先にできちゃう作業です。
事前確認のメリットは『シフトインジケータや配線処理はOK』な状態にしておけば、カブ組み付け時に迷いがなくなります。
もし不良品だったら早めに返品もできますしね。
たまたま12Vスイッチング電源があったので(AC100Vを12Vに変換出力してくれるやつ)、これを利用してサクッと調べました。
プラス側にギボシ端子が付いているコードを当てつつ、マイナス側に製品の6極カプラから抜いた6本の線を順番に当てる。
シフトインジケータの数字が1~6のうち、どれかが点灯するので巻いた紙テープにメモしておく。
スイッチング電源がなくても、12Vバッテリーを利用しても簡単にできちゃいます。
こんな感じです・・・。
やりやすい方法で先に確認しておくのをお勧めします。
【調査結果】線の色と信号
・0速(ニュートラル)⇒灰・赤
・1速⇒赤・緑
・2速⇒黄・茶
・3速⇒黒・緑
・4速⇒黄・青
・5速⇒茶・白
0速と5速⇒使わない(純正のメーター内のニュートラルランプは、そのまま使う)ので切断し収縮チューブで絶縁処理しておきます。
ハーネスの長さは取付け時に整え、カットするのが理想ですが、面倒だったからグリップヒーターの辺りに設置しても余る程度の長さ(1,600mm)で作っておきました。
接続部分はハンダ付けし、収縮チューブで絶縁処理。
スーパーカブに取付け
位置検討、あーでもない、こーでもない
クロスカブやカブプロなど、パイプハンドルだとシフトインジケーターの固定が簡単だが、スーパーカブのハンドル周りはカバーで覆われている。
穴あけドリルもグロメットも準備してあるが、このかわいいハンドルヘッドライトのカバーに穴を開けるのをためらう。
グリップヒーター位置だと昼間は見づらく、シェードが要るだろうな。
ハンドル周りの予定でしたが、ここに決定。
それでは設置作業の始まり始まり。
カバーを思いつくまま外していく。
レッグシールドを外すには、フロントのカブオーナメントが付いているカバーも外します。
カバーのツメを折らないよう気をつけましょう。
ここの2カ所はタッピングですね。
レッグシールドを知恵の輪みたいに外します。
センターカバー(?)を外します。
左側サイドカバーを外します(右はそのままで作業可能です)
ヘルメットホルダーの辺に2カ所ロックピンがあります。
真ん中の部分を押し込むと外れます(はめるときは逆ね)
工具カバーを外し、矢印のビスを外します…が!
今回ここだけがメチャきつく、挫折しそうになりました。
軍手+ちゃんとしたグリップのドライバー+気合いで、緩めることができました。
シフトポジション信号
ここがシフト進行が出ているカプラです。
真ん中はニュートラル。
シフト信号を探る前に、インジケーターの固定位置近くに穴を開け、くぐらせておきます。
(中継コネクタを作っておけばよかったかも)
ドリルでカバー穴あけは少しドキドキします。ゴムブッシュをはめ、ハーネスを通しておきます。
インジケーターは両面テープで固定するので、片方切り飛ばします。カッターで切り込み入れてペンチで折ります。
そこそこ位置を決めたら、インシュロックで固定していきます。
電源はこちらのカプラーから取ります。外す時は付属工具であるドライバーのグリップを外した方がパーツの逃げができて外しやすいです。
電源をどこから取るか探さないといけません。シフトインジケーターの1~4速のどの端子でもいいので真ん中のニュートラルへ軽く挿しておきます。
次に、イグニッションをオンにして用意した電源端子を順番に当ててどこか探します。
(ギボシ端子⇒カプラ端子に付け替えました)
ここでした↓
購入したカプラに端子を挿し込み接続します。
次に、シフト信号を実際にシフト入れながら確認していきます。
こんな配置でした↓
組み付け後↓
そうそう、電源コネクターに絶縁テープ巻いておきます。
ハンドル周りに取り付ける予定だったので、ハーネスがけっこう余りました(笑)
もしインジケーター位置を変えたくなったときのために、切って調整せずガソリンタンクにコードフックを付けて束ねておきます。
カバーを元通りにつけていきます。
シフトインジケーターの固定は、スコッチ超強力両面テープです。
カブにまたがり、慎重に位置を決めたら貼り付けます。
完成です。
テスト動画です^^
おまけ
こちらを切り飛ばさなかったのは、この穴にストラッップを通して何かマスコットぶら下げてみようかなと思ったからです(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
参考になれば幸いです。