2021新型アウトランダーPHEVの感想 旧型オーナーが使い勝手を比較

現在乗ってる2015年式アウトランダーPHEVを点検に出しがてら、2021年新型アウトランダーPHEVを見てきましたのでレビューします。
ちなみに、後期モデルから乗り替えの方が多いらしいです。

展示車はディーラーに届いたばかりで、ナンバーはまだ取得しておらず、試乗は出来ませんでしたが外観と車内をチェックをしてきました。

展示車のグレードは1番高いPグレード、ボディカラーは黒。

ダッシュボードのオレンジの差し色がインパクトありますね。

■カタログを見て気になった点をディーラーの方に確認

疑問:ステアリングにカメラボタンが見当たらないが操作ボタンの場所は?
回答:ナビの方にカメラボタン(下側の左から2番目)

感想
・ナビのカメラボタンは大きくてわかりやすいが左側に配置しているのがNG。
・ステアリングからの距離が遠い。向かって最右側に設けるべきでは。
・旧型同様にステアリングに付いていてほしい。

疑問:後席にもシートヒーター機能あるが左右独立ではない?
回答:左右独立式。エアコンの温度調整も出来る。

感想
・後部座席の左右のうち、どちらかは荷物置き場になることが多いので、左右独立式は嬉しい。買った食料品が温まっては困るからね。

疑問:今すぐ充電はどうなっているのか?旧型のキーレスボタン2回押しの充電開始機能は残っているか?
回答:無し。アプリに依存。

感想
・キーレスがカタログでもオプションカタログでも説明がない為、実物を見せてもらいました。

旧型は丸いサイドボタン2回押しで充電がすぐ開始出来て便利でしたが、新型ではアプリ操作のみに変更されました。
プリウスPHVのキーレスに付いてるエアコンONボタンも真似してほしかったのですが付いてませんでした。

疑問:3ヶ月に1度のエンジン保護、「ガソリン入れなさい命令」はどうなったか?
回答:ガソリンタンクが大きくなったので20Lになった(旧型は15L)。

感想
・後続可能距離が延びたし、EVプライオリティモード(バッテリー電気走行優先)も付いているので、ガソリンを使う機会もより減ると思う。旧型より管理力が試されるのは確か。

■実車を見た感想

外観の感想

・リヤタイヤハウスを覆い尽くすように吸音材(遮音材?)のような物が付いていました。

・フロントのタイヤハウスには付いてなかったです。

・ドアが下まで伸びてズボンが汚れなくなった。
旧型だと、必ず服が擦る部分。

・プラグインハイブリットEVバッジのデザインが変わった

・押しの強いフロントフェイス。黒以外のボディカラーの方が強調できるかも。

・サイドミラー形状が変わり、ミラー周辺の死角は減りました。運転席から見たボンネットラインの高さやボリューム感があり、見切りは悪いかもしれません。

■インテリアの感想

・ボディサイズの割にはタイトな感じもする。サイドが切り立っていないからか?天井が近い感じもした。
・後部座席(2列目)に乗る際、旧型より間口がやや狭い気がした。乗り込む時に、ドアに膝を打ちそう。
・3列目シートについて。形がユニーク、快適ではなさそう。

2列目シートを可能な限り前にスライドしても、絶対的な空間が狭く大人の乗り込みはきつい。

・シートポジションメモリー機能がソソる。降りる時、ドアを開けると後ろに下がる。乗った時、ドアを閉めると前にスライド。

■全体の感想

新型アウトランダーPHEVの日常の使い勝手が、どのように進化しているのか。
おじちゃんが一番に感じた点はヒートポンプ式エアコン装備かなと。

プリウスPHVと同様のヒートポンプ式エアコンは、ガソリン車のエアコンと違和感なく使えます。
ヒートポンプ式エアコンではないエアコンだと、外気温より高い温度設定にするとエンジンが掛かってしまいますから。
このヒートポンプ式エアコン、Gグレード以上に標準装備です。

電気温水式ヒーターを付けてない私のアウトランダーPHEVは、シートヒーターとステアリングヒーターをメインとして、服や電気ストーブ、時々エンジンONで冬を乗り切ってます。この手の工夫も楽しかったりしますけどね。

■新型アウトランダーPHEVが依存する三菱コネクトについて、気になった点

・年間7,920円の有料サービス
・「My MITSUBISHI connect」というアプリで操作
・購入後5年間は無料で使える
・6年目以降は年間7920円のサービス利用料金が必要

6年目にこのサービスを付けない選択って出来るのでしょうか?
利用しない時の、「今すぐエアコン」やら「今すぐ充電」はどうなるのか?
三菱コネクトを付けない時は、旧型のようにWi-Fi操作にチェンジ出来るのか?

これについて三菱自動車に確認しました。
車両に4G回線を利用する通信機を積んでいるため、4G回線が利用できる環境であれば距離に関係なく通信できるシステム。そのため、リモートエアコンや今すぐ充電を利用する場合には4G回線を利用した通信が必要となるため、三菱コネクトを継続利用しないといけない。
継続は必須とのことです。

距離に関係なく操作できるほうが、旧型のWi-Fiより便利に決まっています。
事故時のエマージェンシー機能やセキュリティ機能もありますからね。

購入するとしたら、どのグレードがおすすめ?

Gグレードを選ぶと後悔しないと思いました。

5人乗り4,904,900円

・本革シート
・ヒートポンプ式エアコン
・エレクトリックテールゲート
・20インチタイヤ
・ロールシェイド

Mグレード(5人乗り4,621,100円)との価格差(約37万円)以上の魅力があります。いや、その前に高くて買えませんけどね。

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コメント

  1. Xandres より:

    Great content! Keep up the good work!